須恵中央眼科ブログ
みなさま いかがお過ごしでしょうか。
秋も深まり 朝夕めっきり冷え込む季節になりましたね。
この度 励ましのおハガキが届きました。
とても嬉しかったので、紹介させていただきます。
以下同文
拝啓 初めてお便りさせて頂きます。私は近くに住む○○と申します
医療に携わって下さる方々が日々奮闘して下さっている様子をニュースなどで見聞きし、是非とも感謝の気持ちをお伝えしたくてペンを執った次第です。
コロナの感染予防に細心の注意を払いながらのお仕事は、本当に大変なものとなっておられるのでは・・・と思います。
先日 私の友人が眼病の再発で貴院にお世話になり、この状況下でも、変わらぬ医療を提供して下さっていることに改めて感謝の気持ちで一杯になりました。
私の好きな本の中に「あらゆる勤勉な働きには価値がある」という言葉がありますが まさしく皆さんの日々の働きの事だ!と思いました。
貴院のお仕事は本当に価値のある なくてはならないものです‼これからも何卒、お身体ご自愛の上、お仕事頑張られてください‼
このようなあたたかいお言葉をいただき、スタッフ一同感激しております。
これからも、皆さまのお役に立てる様に、より一層精進してまいります。
新年明けましておめでとうございます。
新年明けましておめでとうございます。
須恵中央眼科は本日より通常通りの診療を行っております。
さて、年末年始は故郷宮崎に帰り、実家近くにある生目神社にお詣りに行って参りました。
ここ生目神社は古くから「目の神様」として全国的に有名で、眼の病気に悩む多くの患者さんが参拝に訪れます。
私は職業柄、実家に帰ったら必ず初詣はここを訪れ、一年間、患者さんの大事な目をお預かりするためお力添えをいただくようお祈りし、また一年間、眼科医療に精進することをお約束してきます。
そして、ここでいただいたお礼をクリニックの受付と手術室の天井近くの壁に2箇所、飾ります。
今年も一年間、皆様の目の健康と「見える喜び」のため、誠心誠意尽くしていきたいと思っております。
本年もよろしくお願いいたします。
目のことなら、粕屋郡須恵町の須恵中央眼科にお気軽にご相談下さい。
お子様の視力検査は夏休みのうちに。
夏休みもそろそろ終わりですね。
1学期に行われた学校検診で、視力低下を指摘されたお子さんも多いのではないでしょうか?
子供さんはなかなか自分から見えにくいとは言わないものです。
勉強に支障が出る前に、一度、眼科できちんとした検査を受けられることをお薦めします。
いきなり眼鏡屋さんに行って眼鏡を作る方もいらっしゃいますが、きちんとした検査を受けずに眼鏡を作ると、合っていない眼鏡を処方されることも多いのです。
また、近視の度数によっては、視力トレーニングによって、裸眼視力を向上させることも可能です。
お子様の視力や眼鏡についてご相談のある方は、是非、当院までお越し下さい。
乱視矯正眼内レンズ導入
この度、白内障手術において、乱視矯正のできる眼内レンズ、トーリック眼内レンズを導入いたしました。
通常の眼内レンズでは遠視や近視は矯正できるのですが、乱視は矯正できません。
乱視の程度にもよりますが、トーリック眼内レンズを移植することによって、裸眼視力が1.0になることも可能です。
乱視のために裸眼視力が悪く、眼鏡がないとよく見えない方には朗報です。
白内障手術で視力を回復させるだけではなくて、乱視も治したいという方は、是非、当院までご相談下さい。
最先端の新しい白内障手術機器を導入いたしました
糟屋郡須恵町の須恵中央眼科では白内障手術をご希望される方が年々増えてきています。たくさんの方が視力を取り戻され、快適に過ごされています。安全な手術を行うために医師の技術はもちろんですが、新しい白内障手術機器も大事なポイントです。
白内障手術機器は5年も経つと新しいものに替えていく必要があるほど、進化がとても速くなってきています。白内障手術に特に力を入れている当院では、常に安全で質の高い手術をお受けいただくため、医師の日々の技術の研鑽(けんさん)とともに、新しい機器の導入も定期的に行うことにしています。
そこで本年は新しい白内障手術機器の導入(糟屋郡では初の最新機器)を行うことにしました。現在、最先端といわれるこの機器の導入で今まで以上に効率よく、安全性の高い手術ができるようになりました。患者様の目への負担はさらに少なくなり、より高いレベルでの手術が可能となりました。
白内障手術をお考えの方は、一度ご来院いただき、ご相談ください。
●白内障の治療
白内障とは主に廊下によって水晶体が濁る病気です。進行すると自然治療することはないので手術が必要です。現時点では進行した白内障の治療は手術以外にありません。
白内障手術とは
濁っている水晶体を取り除き、人口の水晶体(以下眼内レンズと呼びます)を移植する手術です。水晶体は非常に薄いふくろ(以下水晶体嚢「のう」と呼びます)に包まれ、チン氏帯という繊維で目の前方に固定されています。この水晶体嚢の前面を丸く切り取り、水晶体を露出させます。そして目の上の方につくった小さなキズ口(約2.8mm)から超音波を発振するチップを目の中に入れ、水晶体を砕きながら吸い出します。そのあとで先程のキズ口から柔らかい素材でできている眼内レンズを水晶体嚢の中へ挿入します。
*白内障手術のイメージ
●白内障手術機器は日進月歩で進化
白内障手術機器は、国内では1980年代より積極的に導入が始まりました。初期の機器は完成度がまだ低く、安全に使用するには大変な技術を要しましたが、現在ではめざましく技術が進化して安心して使えるものになりました。最新の機器は、手術中の目の中の状況の変化を細かく感知し、それにあわせて超音波の発信方法や吸引圧などを即座に変化させることができます。熱を持ちやすい超音波の発信も1000分の1秒単位で細かく管理されていて、目に対する負担も各段に少なくなっています。医師が目の中で行う細かい作業にも臨時に反応してくれるので、今までよりもさらに安全性の高い手術が可能となりました。
●白内障手術機器の進歩と眼内レンズ
白内障手術危機が進歩するとともに目の中に移植する眼内レンズも進歩しています。眼内レンズの光学径は通常約6.0mmです。初期の眼内レンズは硬い素材でできていたので、移植にはレンズ光学径と同じ6.0mm程のキズ口が必要でした。現在では折りたためる柔らかい素材が主になりました。このタイプの眼内レンズは清潔な筒(インジェクター)の中を通して移植が可能で、小さなキズ口から挿入可能です。白内障手術機器が進化し、折りたためる眼内レンズを同時に使うことで【キズの小さい日帰り白内障手術】が可能になり、手術後の視力の回復も早くなりました。
須恵中央眼科では今後も患者様に最新の医療をご提供できるよう、常に設備投資や最新技術の導入も続けてまいります。
花粉症の本格シーズン到来…症状がひどくなる前に眼科へ
●花粉症の本格シーズン到来…症状がひどくなる前に眼科へ
2月に入り須恵中央眼科のある福岡県糟屋郡でも本格的な花粉(スギ花粉)の季節になりました。2014年春のスギ+ヒノキ、シラカバ花粉の飛散量は、北海道と近畿から九州地方にかけて例年並みか、やや多い予測となりました。(*2014年1月 日本気象協会発表記事より抜枠)すぐに治療・対策をとれば症状を軽くすることもできますが、そのままにして症状が重くなってからだと改善も遅く、処方するお薬も増えてしまいます。お早めに眼科の受診をお勧めいたします。
●花粉症による目のかゆみは季節性アレルギー性結膜炎
花粉が原因で、特定の季節にのみ症状があらわれるものを季節性アレルギー性結膜炎といいます。アレルギー反応が起こると、肥満細胞という細胞からヒスタミン(かゆみや充血のもととなる物質)など物質が大量に放出されます。これらの物質は、目の知覚神経や毛細血管などを刺激して、強いかゆみや充血などの炎症を引き起こします。
●いきなり花粉症??
アレルギー体質でなければ一生花粉症にならずにすむかというと、そうともいえません。体質や個人差はありますが、いきなり花粉症の症状があらわれることもあります。花粉症になったかを調べるには血液検査でわかります。下記の症状があらわれてお悩みの方はまずご来院ください。
●目に起きる花粉症の症状
目に起きる花粉症の症状
目に起きる花粉症の症状にはつぎのものがあります。
・目のかゆみや充血 ・目やに(涙のようにサラサラした水状のもの)
・涙が出る ・まぶたの裏にぶつぶつができる
また、上記のアレルギー症状はハウスダストやはやり目、ドライアイでも同じ症状がでることがあります。花粉症ではない場合もありますので、まず医師の診断をうけてください。
●花粉症の治療
眼科で行われるアレルギー性結膜炎の治療の基本は、薬物療法となります。薬物療法の目的は、日常生活に支障がないようにかゆみの症状を軽くすることが中心となります。治療には抗アレルギー点眼薬(抗ヒスタミン薬、ケミカルメディエータ遊離抑制薬)が主に使われます。重症の場合にはステロイド点眼薬や免疫抑制点眼薬などを使用する場合もあります。
●花粉症の対策
天候や時間によって異なる花粉の飛び方の特徴を知っておくことが大切です。毎日の花粉情報などのチェックも欠かせません。そして、アレルギーの原因(アレルゲン)となる花粉との接触を避けること。これは「抗原回避」というアレルギー患者さんのセルフケアの基本です。このように、基本的な気配りを日頃から行うことが何よりも花粉症の症状の予防・軽減につながります。
外出時はメガネ、マスク、帽子を着用しましょう
-帰宅時に衣類や髪に付いた花粉を払い落しましょう
-帰宅後は手洗い、うがい、洗顔を心掛けましょう
-洗濯物、布団は花粉を払い落としてから取り込みましょう
花粉の最新飛散情報はウェザーニュースの各地の花粉情報(こちらをクリック)で確認できます。
花粉症を根本的に治すお薬は、現段階ではありません。つまり、一度発症してしまったら、この先もずっと花粉症と”お付き合い”していくことになるのです。
正しい知識と対応を身に付けるためにも眼科への受診をお勧めします。
眼瞼下垂手術を始めました。
福岡県糟屋郡須恵町にある須恵中央眼科では形成外科専門医による眼瞼下垂手術を始めました。この手術は眼科医でも行いますが、整容(見た目の美しさ)的にもレベルの高い手術を行い、患者さまに高い満足度をお届けするためにも、当院では形成外科の専門医を招いて行っています。
術後のキズあともまったくと言っていいほどわからず、実際手術を受けられた患者様からもご好評をいただいております。
●眼瞼下垂(がんけんかすい)とは…
まぶた(眼瞼)が下がってきたり、開けづらくなったりする状態です。
●眼瞼下垂の原因
眼瞼下垂の原因としては加齢によるものが多く、まぶたをつり上げる筋肉(挙筋腱膜)の働きが悪くなったり、皮膚がたるんでくることが原因です。ハードコンタクトレンズを長年使用している方やまぶたをよくこすってしまう方などに起こることもあります。また、稀(まれ)ですが目の周りのケガ、目の手術をしたあとに起こることもあります。
●眼瞼下垂の程度と症状
眼瞼下垂には軽度から重度まで下記の図のように程度の違いがあります。
中度以上の場合、以下のような症状が起きることがあります。
▶まぶたが重くなってきてうっとうしく感じる
▶視界が狭くなってきて見えにくい
▶目が疲れる
▶肩こりや頭痛が起きやすい
手術により、これらの症状が改善されますので、このようなお悩みをお持ちの方は手術を受けることをお勧めします。また外見の印象も若々しくなりますので、そのような目的で受ける方もいらっしゃいます。
●眼瞼下垂の治療方法
・中度から重度の症例に対しては手術を行います。加齢性の眼瞼下垂では「拳筋前転術」という術式をとるのがほとんどです。この術式は比較的時間も短く効果も確実な方法です。
・基本は両眼の手術となります。個人差はありますが両眼で1時間程度かかります。
・手術後は少しまぶたの部分が腫れますが、時間とともにその腫れはひいてゆきます。目の状態や切除する部分の大きさや、または個人差にもよりますが、早くて数日、遅くても1週間ほどで腫れの大部分が引きます。
・手術後約1週間で抜糸を行い、術後1カ月くらいまで経過を診察していきます。
▶健康保険の適応手術です。
眼瞼下垂手術は厚生労働省が定める健康保険適応の治療として認められています。保険治療の場合、両眼の手術費用は45,000円程度(三割負担の場合)となります。当院では日帰り手術で行っておりますので、入院費用はかかりません。お悩みの方は是非ご相談下さい。
▶民間の医療保険でも手術給付金の対象になることがあります。
眼瞼下垂手術は、こうした医療保険の多くで手術給付金の対象となっている場合もあります。個人でご加入している医療保険で手術給付金の出る保障に入っている方は、担当にお尋ね下さい。給付には医師からの「診断証明書」が必要ですので、お気軽にご相談下さい。
花粉飛散予測と初期療法
花粉の季節が近づいてきました。まだご来院されてない方は、早めの受診をおすすめします。
今春のスギ花粉の飛散開始はおおむね例年並みが遅く、九州と東海では2月上旬から花粉シーズンに突入するとの予測が公表されています。2014年花粉飛散量は全国平均では2割程度少なくなる見通しですが、須恵中央眼科がある北部九州の花粉の飛散予測は昨年より高くなっています。平年と比べ、多い所では130%程度となる見通しで、特に注意が必要です。
●初期療法が効果的
花粉が飛びはじめる2週間ほど前から、もしくは症状が軽いうちに、治療を始めることを【初期療法】といいます。初期療法をおこなうと症状が出るのを遅らせたり、症状を軽くしたりできる可能性があります。
●初期両方のイメージ図●
*花粉症・アレルギー性鼻炎情報サイト「花粉なう」より抜枠
初期療法をきちんと行うことで症状が軽くなります。本格到来の前に一度ご来院下さい。
花粉とPM2.5=花粉注意報③
昨日の福岡県糟屋郡須恵町は集中豪雨かと言うくらいの激しい風雨でした。本日は雨も止み、とても春っぽくなり、ぽかぽかの陽気です。
この時期は、【春=花粉】という悩みが尽きませんが、更に今年は新たな問題として大陸からの【PM2.5】という汚染物質の飛来が懸念されています。
特に九州は中国大陸に近いため、その注意喚起が本州よりも強く行われております。
今回はこの【PM2.5】と【花粉】の関係について関連ページ等も交えてお話しようと思います。
●PM2.5とは?
2.5(µm)の粒子状物質(りゅうしじょうぶっしつ)の事を言います。大気中に浮遊している2.5µm(1µmは1mmの1千分の1)以下の小さな粒子のことで、環境基準を定めて対策を進めてきた10µm以下の粒子である浮遊粒子状物質(SPM)より小さな粒子です。
一般的にはマイクロメートル(µm)呼ばれますが、正規ではParticulate Matter、PM、Particulatesと呼ばれていて、それを取ってPM2.5と一般的に呼ばれております。このPM2.5は非常に小さいため(髪の毛の太さの1/30程度)、肺の奥深くまで入りやすく、肺がんや呼吸系への影響に加え、循環器系への影響が懸念されています。
主な成分は、燃焼による煤塵や黄砂のような飛散土壌、海塩粒子、工場や建設現場で生じる粉塵などです。PM2.5に関する詳細情報は環境省のページでも確認できます。こちらよりご覧ください。
3月8日に撮影した福岡市内上空は、春霞とは言えず何となくすっきりしない空でした。本日も同じように霞がひどいように感じました。この日は警戒基準値を大きく超えるPM2.5の観測が福岡市内のあちこちで確認されていました。
福岡県のPM2.5の飛散状況についてはこちらよりご覧ください。
●PM2.5の人体への影響は?
PM2.5は非常に小さいため(髪の毛の太さの1/30程度)肺の奥深くまで入りやすく、呼吸系への影響に加え、循環器系への影響が懸念されています。また、肺がん、動脈硬化や心臓疾患、脳梗塞などを誘発する危険性があります。子供やお年寄り、妊婦は特に注意が必要です。市販のマスクで除去することができずにすり抜けてしまうため、対策困難とされているのが現状です。
中国では急激な経済成長に伴ってPM2.5を筆頭とした有害物質による大気汚染が加速して、社会問題になっています。日本も同様に、偏西風に乗った有害物質による大気汚染が懸念されています。
●PM2.5と花粉が一緒になると症状がさらに悪化
PM2.5は花粉にくっつくと、花粉がいわば”爆発”し、さらに微小な「PM1.0」が発生してしまうようです。埼玉大学の王青躍准教授(環境科学)によると、「PM2.5に含まれている硝酸塩が花粉にくっつくと水分が花粉にどんどん入り込み、やがて爆発します。するとその衝撃で、花粉と一緒にPM2.5も砕け散り1マイクロメートル以下の物質『PM1.0』となってしまうんです」とのことでした。
*NEWSポストセブン3月16日(土)16時6分配信より抜枠
通常のマスクではさえぎることのできないPM1.0となった有害物質や花粉片は、肺のもっとも深い肺胞にまで取り込まれていってしまいます。これまで花粉症になったことのなかった人にもアレルギー反応が出たり、今まで花粉症だった患者さんの症状がさらにひどくなることが心配されております。
●市販のマスクでも、遮蔽(しゃへい)率の高い専門マスクが有効
市販の普通のマスクではPM2.5を防ぐには遮蔽能力に限界があるようです。環境省の専門家会合で委員を務める兵庫医科大の島正之教授(公衆衛生学)は、「PM2.5の被害は、たばこに比べれば小さい。健康な人はそれほど心配する必要はない」としながらも、「影響には個人差があり、特に子どもは影響を受けやすい。呼吸器や心臓に疾患がある人も、環境省や字自体のHPで濃度の速報値をチェックし、体調の変化に気を付けてほしい」と呼び掛けているようです。
また、大分県立看護科学大の市瀬孝道教授(環境毒性学)は「あまり神経質になる必要はないが、濃度が高い日はマスクや花粉対策用のゴーグル、うがい、目の洗浄、布団や洗濯物を室外に干さないことなどが、被害を防ぐのに効果がある」とお話しされています。
また、家に入る前に衣類をほたくほか、床の水拭きや、空気清浄機の活用にも有効です。
*2013年3月19日中日新聞より抜枠
高性能マスク防じんマスクや高性能フィルターを導入してPM2.5対策をうたった空気清浄機、布団乾燥機等でできる限りの予防を行いましょう。特に、幼児など小さいお子様へは長期的な影響が気になりますので注意が必要です。
花粉症へのケアは…?=花粉注意報②
先週以降、須恵中央眼科にある須恵町および糟屋郡付近の多くの患者様が花粉症でご来院されています。現在九州ではこの花粉に加え、中国大陸からの汚染物質【PM2.5】の飛来も心配されています。
報道では、この汚染物質と花粉が一緒になると通常よりも【アレルギー症状】が悪化する可能性が指摘されております。
このPM2.5と花粉の関係は、=花粉注意報③=でご紹介します。
*PM2.5の飛来予想はこちらの【福岡市PM2.5予測情報】ページでご確認下さい。
今回は花粉症の症状が出た時のケアー、コンタクトレンズ装用時の注意点を、前回同様に眼科受付に装置しております冊子の画像を添付してご説明します。
花粉症に自己判断は禁物です。必ず眼科医に診察してもらいましょう。
実際には正しい種類の目薬をきちんとした方法で使用しませんと、かえってその症状を悪化させることもあります。自己流のケアはやめて、早めに眼科へお越し下さい。
★花粉症の時の注意点★
・できるだけ目はこすらないようにしましょう。かゆみの悪化や、目を傷つけてしまうことになります。
・水道水での洗顔はOKですが、何回も洗うと逆に粘膜を傷つけてしまうので注意です。
★花粉をできるだけ持ちこまないように気をつけましょう★
画像の外出時のポイントをチェックしてみて下さい。テレビやインターネットなどで、花粉の飛散情報が毎日公開されています。飛散量の多い日はできるだけ外出を控えましょう。
★マスクやゴーグル型のメガネで花粉の侵入を防ぎましょう★
花粉から目を守るメガネもあります。詳細はこちらでご確認下さい。
★目についた花粉は【人工涙液=涙の成分に似た目薬=】で洗い流しましょう★
・この目薬の使用に関しても、必ず眼科医に相談の上、正しくご使用ください。
・人工涙液の詳細についてはこちらで発売されているものが確認できます。
★コンタクトレンズはいつも清潔にしましょう★
コンタクトレンズについた花粉があると、そのまま目に花粉がとどまります。通常は洗浄して花粉は流すことができますが、こうなると厄介です。症状を見てレンズの装用を一時中止するなどの処置が必要になります。また、使用するならば【1日使い捨てタイプ】の方が、毎日清潔な状態を保ちやすくなるといえます。このような対応で症状が軽くなるかもしれませんので、眼科にてご相談されることをお勧めいたします。
花粉症のようなアレルギーは日常のリズムを崩すばかりか、気持ちもすっきりとしないので症状に悩まされることがとても多いものです。
それを受け、症状緩和の方法や有効な方法も日進月歩で進んでます。
独断に頼ることなく、眼科へのご相談をお気軽にされてみて下さい。